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保育士等を目指す学生の皆さんに ~東京立正短期大学にお招きいただきました~

ゲスト2

久しぶりの長文です(´Д`*)
5月になりました。10連休の方もいらっしゃるんでしょうね。こんなに休んでしまうと連休明けが心配な方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。
そんな大型連休の終盤の5月6日、東京都内にある東京立正短期大学の社会的養護内容の講義にゲストティーチャーとしてお招きいただきました。実は昨年もお招きいただきまして、今回は2回目になります。
その時のブログはこちらです。
昨年の私のお話を聞いて児童養護施設職員の道に進まれた方がおられたというお話をお聞きし、本当にうれしく思いました。
今年もそんな気持ちになってもらえたらと、気持ちも込めてお話させていただきました。

そして、たくさんの嬉しい感想に合わせて、いくつかの質問もいただきましたので、こちらでは1つだけお答えしておきたいと思います。それは、
「実習に行ったらどんなことに気を付けていけば良いか」
というものです。
講義の中でも触れさせていただいていますが改めて・・・。

私からのアドバイスとしてはとにかく以下の4つです。

①実習先では子どもたちの名前を憶えて積極的に名前を呼んであげてください。
 人の名前はこの世に生を受けてからずっと‟一心同体”で、まさにその子そのものです。そしてその名前にはその子への想いも込められた大切なものです。人の名前を大事にするということは、その子自身を大切にする大前提として決して呼び捨てやあだ名ではなく、その子の正しい名前を読んであげてください。
②明るい挨拶をしましょう。
 人はコミュニケーションの中で育つ動物です。そして、それは自分に対して良好な関心をもってくれていると感じさせるものであることが好ましいのです。こうしたコミュニケーションの中で育つことは、その人の対人関係における信頼や社会に対する信頼の土台となりとても大切なのです。コミュニケーションの始まりは挨拶から。実習先では子どもたちや利用者の方々、そして職員の方々とも、毎日明るい挨拶を交わしてください。
③子どもたちに「ありがとう」の言葉を伝えましょう。
 その子のありのままの姿で暮らす瞬間瞬間に触れるとき、たくさんの‟いい気持ち”にさせてもらうことがあります。それは、「楽しい」と思うことや「嬉しい」と思うこと、「かわいいなぁ」「おもしろいなぁ」などなど、とにかく色々・・・。そういうあなたが感じた肯定的な感情を、その子に積極的に伝えてあげてほしいのです。それは、一人一人の自尊心の醸成にもつながり、とても大切な態度です。
④その子一人一人の‟良さ” ‟強み”をキャッチしてそれを子どもに伝えましょう。
 特別なことでなくてよいのです。何かができなくてもよいのです。飾らない姿でいるその子の良さ、強みを見つけて、「あなたのこんなところが素敵」をその子にわかるように伝えてあげてください。どんなことだっていいのです。
ご飯をおいしそうに食べるその表情、遊んでいるときの楽しそうな顔、夢中になっているときの真剣さ、泣いてる時だってかわいいと思えてしまう愛らしさ・・・。なんでもいいのです。そして、それをキャッチするには、自分自身の良さも見つけてください。仲間の良さも見つけてください。それが良さを見つける訓練になります。その人ならではの良さ・強みを感じ取るということは、福祉や教育といった対人援助の仕事をする上で、基本的でなおかつ非常に重要なセンスです。

今年もとても貴重なお時間をいただきまして、ありがとうございました。
担当の前嶋元先生はじめ、関係の方々に深く感謝申し上げます。

以前も書きました。最後にそれを繰り返します。
この仕事のすばらしさは、一人一人の人間の成長に、深く、長く関われることです。
皆さんには社会的養護で働くことを夢見てほしいと心から思っています。それは右に左に揺れながらも、たくましく育つ力を発揮していく子どもたちに寄り添い、そしてその日々を笑いあいながら振り返ることができる素晴らしい仕事だからで、人間的な深い喜びを感じることができる仕事だからです。

寮長
何気ない日常のかわいらしさ | Home | 小学校 授業参観

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