FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

巣立ち

3人の子が高校を卒業し、このつくば香風寮を巣立っていきました。男の子も女の子も涙を流しながら、新しい暮らしの場所へと出発していきました。

思えば君たちには、厳しいことも沢山言いました。
そう、苦言も沢山あったよね。これまで私たちが君たちに掛けてきた言葉は、君たちが自分で自分を律し、自分の力で生きていく為にとても大切なことばかりです。
だから、寝食を共にし毎日を暮らし、君の未来を考え、君の過去を想い、良い時も悪い時も君のことを丸ごと見守ってきた私たちは、楽しい話だけをして笑ったり、君の暮らしの一コマだけでおしゃべりしたりする、そんな存在ではなかったよね。

でも

でもね

いま私たちの胸には、いろいろな想いが複雑に絡み合っています。

今日の君への心配、明日の君への心配

立派にやっていけるだろうという希望

私たちを忘れるくらい人生を謳歌して欲しい気持ち

この寮から君の声が聞こえなくなる寂しさ


そして・・・


ごめんね・・・の気持ち


本当ならもう少しここで私たちと暮らして欲しい。もっともっとお世話をしてあげたい。
でも私たちにはそれが出来ない。
ごめんね・・・。

本当ならまだまだ甘えて大人に頼ってもいい年頃の君に、
本当ならまだまだ右に左に揺れていい年頃の君に、
でも私たちには充分にそれをさせてあげられない。
ごめんね・・・。


自立成長を“促す”というより自立を“急がせて”しまっている、そんな、やるせなさに似た気持ちも私たち大人にはずっとあるのです。
それを感じないような鈍感な大人は、ここには誰ひとりいない。どこかでそんな“ごめんね”をいつも抱えていたんだ。


いま君たちに言えることは、とにかく困ったときはこれからも私たちに相談して欲しいということ。
その時その時の困ったことをきちんと自分の為に解決するためには、正しい相談先を選んで欲しい。
君たちがこれから出会う困難を私たちが解決してあげることなんて、ほとんど出来ないと思う。
でも、正しい相談先を一緒に考えることはできる。抱える困難を一緒に悩みながら、君を後押ししてくれる社会と繋ぐことは出来るはずです。

ミモザ


蕾だったミモザの花も、こんなに見事に花を咲かせました。赤い桃の花も蕾を膨らませています。
君たちを見送りまだ君たちの声が消えないこの寮に、新しい仲間もやってきました。

花桃

新しい時代の子ども福祉へ ~ 27年度スタート ~ | Home | 真新しい制服に身を包んで ~ 小学校卒業式 ~

コメント

コメントの投稿


非公開コメント

このページのトップへ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。